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オバの日記

映画と文化に触れた瞬間。

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『 重力ピエロ 』

「俺たちは 最強の家族だ」

兄・泉水(加瀬)と弟・春(岡田)、優しい父(小日向)と美しい母(鈴木)。平穏な家族には過去の辛い出来事があった。記憶を抱えて大人になった頃、市内で連続放火が発生。春は現場の近くにはいつも謎の落書きがあることに気付く。放火犯からのメッセージと考えた春は、泉水を張り込みに誘う。遺伝子の研究をしている泉水は、無秩序に思えるそれらの言葉が遺伝子の文字列とリンクしていることを発見する。放火、落書き、遺伝子―。二人が直面する衝撃の真実とは・・・?


「俺に似て、嘘つくのが下手だな。」

その一言に家族の愛を見て、涙が溢れた。

“春が、二階から落ちてきた。”
冒頭のそのセリフは、口ずさみたくなるようなインパクトを放つ。

原作は読んでいないから、どんな端折り方をしてるか、
あるいはどんな風に映像化がなされたのかはわからない。
少なくとも私は、ずっと物語りに引き込まれっぱなしだった。

大学院で遺伝子の研究をしている兄・泉水。
美的センスがあって、女子にモテモテの弟・春。
二人はまったく似ていないが、だからこそなのか仲が良い。
いつも一緒にいるイメージだ。

すべての発端は、家族が抱える悲しい過去の出来事。
物語がラストに向けて進み、真実が明らかになる頃、
それはものすごい切なさを含んでいることに気付く。
けれどそれと同時に、この家族の大きな愛を知るのだ。

何が正しいのか、正義と悪とは。
そんな要素もふくんでくるこの作品は、重いテーマを描いているし、
見方によっては悲しい結末かもしれないのだが、
観終わったあとはそこまで後味が悪いわけではない。
不思議とふわっとした感覚を受け、すべては家族の愛が救いだったのだと
温かささえ感じてしまう。

寝転がりながら泉水が春に言った言葉が胸をうった。

さらに追撃ちをかけるが如く、父の一言で一気に涙が頬を伝う。

「俺たちは最強の家族だ」
というのは本当だろうと、改めて強く思った。

エンディングで流れるS.R.Sの曲がまたすごく合っている。
すべて浄化されるような心地よさだ。


監督:森淳一
原作:伊坂幸太郎
出演:加瀬亮、岡田将生、小日向文世、渡部篤郎、鈴木京香
重力ピエロ
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  1. 2009/05/24(日) 17:08|
  2. 邦画
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