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オバの日記

映画と文化に触れた瞬間。

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『 トウキョウソナタ 』

ボクんち、不協和音。

リストラされたことを家族に言えない―お父さん。
ドーナツを作っても食べてもらえない―お母さん。
アメリカ軍に入隊する―お兄ちゃん。
こっそりピアノを習っている小学6年生の―ボク。
ある日、家に帰ってみると中はごちゃごちゃで、誰もいなくなっていた。
いったい、ボクの家の中で何が起こっているのだろう?


しばらく立ち上がれなかった。

ラストのピアノがすべてを響かせる―。

黒沢監督のこの独特の雰囲気が好きだ。
劇場も観ている人が少なかったせいか、入り込むスピードは速かったですね。
細かいところまで言えば、リストラされたときの状況だったり、
まだまだぬるいところはあるんですが(苦笑)
まぁ~そのへんはいいとして。

こういう役は本当に香川さんははまり役ですね。
リストラされた気持ちとかわからなくもないですが、
なんだか見ていて腹が立ちますよね!(笑)
そんなプライド捨ててしまえって思います。
でもなかなか言えないんだろうな~・・・。。
あんな公園で配給とかあるんですね。
津田さんがめちゃくちゃウケました!!
そんなバリバリ営業やってそうな佇まいなのに、
落ち着かないからって、自分で携帯設定していかにもなフリで
「あ~もしもし?」なんて出る(笑)
さすがだなって。

ビックリしたのが、アンジャッシュの児嶋さんね!!
いや~俳優デビューっすか?映画デビューっすか?
黒沢デビューっすか!?(しつこい。。)
あんな最低の先生を見事に演じてましたよ。

この家族は本当にバラバラで、もうどうにも止まらない感じで
滑り落ちていく・・・。
小学6年の健二が、もしかしたら一番しっかりしててマトモじゃないかって思いましたもん。
一方的に自分の考えだけを押し付けて怒鳴る香川さんが、
本当にどうしようもない父に見えてしまった。
そんなんだから、こっそりピアノ教室に通わなきゃならないんだろう?と。

実は健二にピアノの天才的な才能があって、
ラスト、彼の弾くピアノの音色が静かな会場に響き渡る。
その音があまりにもまっすぐに響くから、
本当の意味でまったく動けませんでした。
このシーンには、すごいなんていうか、すべての答えが詰まっているような
そんな大切なシーンに感じられました。
今までのすべてはこのためにあったといっても過言ではないくらい。
そのときの香川さんの目に溜まった涙も印象的でした。

ダメな家族は、ここからまたスタートできる。
救いは、健二のピアノだったんだ。


監督:黒沢清
出演:香川照之、小泉今日子、小柳友、井之脇海、津田寛治、役所広司
トウキョウソナタ
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  1. 2008/11/24(月) 16:02|
  2. 邦画
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